ヒダの角度を変える。ウロコ等に使えるが、使い勝手はあまりよくない。
斜めに模様を入れる構造。使い道はまだ決めていない。表側だけでなく裏側も素敵です。
実際に折っている時には当たり前で意識していないような事でも、整理しておくと意味があるかもしれない。
ということで、幅変換の話。一般的に蛇腹のテクニックというイメージがあるけれど、直角以外でも結構普通に使える。そして、実は平行のヒダ同士でなくても使える。
ヒダを細くするとこうなる。中心に現れる22.5度の直角三角形が面白い。もちろん、もっと細かくしても折れるはず。
平行じゃない方でもいけます。
ここまでくれば予想は出来ると思うけれど、当然両側が平行でない場合でも可能。
この辺になると、幅変換と意識されていないのではないだろうか。ただ本質的には同じ仕組みのはず。後は、ラインが一値ではないしずめ折りや、いわゆるSpread-sinkをして折り畳んだ形が同じ構造になります。
以上、細かい検証とかは好きな方にお任せします。
蛇腹折り派閥
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├─蛇腹は32等分までだよ(低蛇腹派)
│ ├─大体のカドが出せれば十分だよ(仕上げ技術派)
│ ├─折り筋つけるのがめんどくさいよ(ものぐさ派)
│ ├─等分数を減らすのが腕の見せ所だよ(こだわり技巧派)
│ ├─紙の厚みがぁぁぁ(物理的限界派)
│ ├─高蛇腹は折り図が描きにくいよ(折り図化重視派)
│ └─15cmで折れない作品は認めないよ(市販用紙派)
├─32等分を超えてからが本番だよ(高蛇腹派)
│ ├─複雑であればあるほど凄いんだよ(等分数至上派)
│ ├─出来上がった形がよければいいんだよ(造形重視派)
│ │ ├─模様を折り出すのに必要だよ(しこみ折り派)
│ │ └─ ヒダが織りなす造形美がいいんだよ(ヒダ活用派)
│ ├─これでもまだ等分数が足りないのか……(必然高蛇腹派)
│ ├─多段しずめ折りよりましだよ(消極的蛇腹派)
│ ├─うわ…この作品の等分数、多すぎ…?(気づいたら増えてた派)
│ └─段折り楽しいよ(快楽主義派)
├─ただの蛇腹に興味はないよ(変則蛇腹派)
│ ├─効率を求めるなら神谷パターン必須だよ(効率重視派)
│ ├─必要に応じて等分数を変えればいいんだよ(等分数変換派)
│ └─他の角度との併用が面白いよ(クロスオーバー派)
├─蛇腹はすきじゃないよ(反蛇腹派)
│ ├─安易なダークサイドだよ(ジェダイ派)
│ ├─形に変化がなくて面白くないよ(形状否定派)
│ ├─22.5度系以外は認めないよ(22.5度原理主義派)
│ │ └─ 45度しか使っていないけど蛇腹も22.5度の一種だよ(蛇腹包括派)
│ └─多段しずめ折りの方がましだよ(消極的反蛇腹派)
├─時代は30度だよ(ヘックスプリーツ派)
├─いやいや変幻自在の整数比角度だよ(整数比角度派)
└─そんなことより折り紙おろうぜ(無関心派)
2014年3月ごろ創作・制作。
ところで、タケヤ式麒麟を見たら、もう少し作り込みたくなってきた。