創作tips

創作tips:ヒダを使ってカドの先端にボリュームを出す

22.5度のカドから馬などの蹄を折り出そうとすると、カドの先を少し折り込む事が多い。 (実例:ウマ) ヒダを付加するなどして、カドの先を尖っていない状態にすることで、長さを無駄にせずボリュームのある蹄を折り出すことができます。(例:スレイプ...
創作tips

創作tips:ヒダの折り出しの幅は割と自由度が高い

指等を折り出すためにヒダを作る構造。よく利用されているお馴染みのものだが、実はヒダの幅は等分でなくてもよい。それどころか恐ろしく自由度が高い。 下図は√2:1に分けた例。22.5度系で便利な局面がわりとある。(ユニコーン2.0) 2以上のヒ...
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超難解作品と超難解折り図は別物である

良い機会なので整理。 超難解作品と超難解折り図は別物。 手順は重要。超重要。 折り図にかける手間は折り図の対象によって決めると良いと思う。折り紙のパズル的な面白さを求めるならば、折り図ではなく展開図の方が向いているように思う。『季刊をる』で...
創作tips

創作tips:目を小さく折ると作品全体が大きく見える

タイトル以上に説明することがないけど一応。 折り紙で題材の大きさを表現するのはなかなか難しいのですが、作品の一部分を細かく折ることで、相対的に作品全体が大きく見えます。具体的には「目」を小さく折り出すのが分かりやすくておすすめです。 逆に小...
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折り紙に関係ありそうでないスパムメール

頼んでもいないのにたくさん届く迷惑メール。フィルタとタイトルで判断してゴミ箱行きなのだけれど、つい中身を覗きたくなってしまうものもあります。目に止まってしまった秀逸(?)なタイトルのものをいくつか。 「折れました」 折り紙者にとって大変紛ら...
折り図

分かりやすい折り図と重なり表現

分かりやすい折り図とはどのようなものだろうか? 分かりやすい折り図はスムーズに折れるため、そもそも分かりやすいこと自体に気がつかないことが多いはず。 あえて分かりにくい図と比べてみると面白いのではないだろうか。 折り図で表現するのは、「前の...
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思いついてしまった作品

ネタ系作品でよく「思いついてしまった」という表現を使っていますが、これは揶揄とかではなく本当に文字通りの意味で、創作しようと考えていなくても、「折れる」と思いついてしまうことがあるのです。 いってしまうと一種の職業病なのですが、どうも私は、...
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展開図折り基礎体力トレーニング

展開図折りについて、個人的に効果的なのでは?と思う練習方法で、なんとなく考えていた事を少し整理したものです。実際に効果があるかどうかは不明、といってしまうと身も蓋もないですが、少なくとも私は(いつの間にか)できるようになったという実績があり...
試作・新作

「ゲーミングα」

タイトル:「ゲーミング-α」 創作・制作:神谷哲史 2020/07創作 七色に輝くゲーミング折り紙があったら面白いのではという馬鹿話から、現実的なのはユニット作品で、シンプルな黒い立体のすき間に色が見えるようなものでどうだろうか?と考え創作...
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このユニット作品は鶏がらスープである

折り紙とはあまり関係ない話。 「鶏肋」という故事成語があります。鶏肋とは要するに鶏ガラのことで、煮込めば良い出汁が出るが腹は膨れない。捨てるには惜しいがあまり役に立たないものを指す言葉です。 次に正方形を切り出した後に残る、細長い紙の切れ端...