スレイプニルの創り方

pnir改造案。たてがみにボリュームが欲しい。

構造上、頭部周辺にあまり余裕はないので、スペースを追加する必要がある。

足先の折り込みがもったいないので、外周にもヒダをいれよう。

そうなると、後ろ足の斜めに折っている分岐部分に問題が発生する。

どうせ紙が一回り大きくなるんだから、脚のカド配置は前後対称に。

頭部に使えそうな紙が余るのは尾だった側。前後入れ替えよう。

たてがみのヒダは脚の分岐のヒダをそのまま利用、耳は適当なところから出す。

中心部が畳めるのか?まあとりあえずは適当に。回りを固めてから後で整理しよう。

脚の仕上げはあまり変える必然性を感じない。尾は少し飾りをつける。

紙は余っている銀のやつでいいか。神話の灰色じゃないけれど、許容範囲。

という事で完成。せっかくなので日を合わせて投下。

展開図を整理。耳の部分の折り畳みもきれいにまとまった。


1万時間の法則

「1万時間の法則」といわれるものがあります。簡単にいえば、トップレベルに達するには1万時間の訓練が必要であるというようなもので、スポーツや芸術などの分野である程度の普遍性がある法則といわれています。

さて、では折り紙についてはどうなのでしょうか? 検証可能な神谷のケースで確認してみます。

とりあえず必要な「トップレベル」の定義なのですが、今回は仮に神谷が創作家としてある程度認められと思われる、バハムートやエンシェントドラゴンを創作した頃としてみます。自分で言うのもなんですが、それなりに妥当なのではないかと思います。

まず公言している通り、折り紙を始めたのは物心つくかつかないかのころ、恐らく2-3歳ごろではないかと思います。そしてエンシェントドラゴン等を創作したのが17歳くらいですので、この期間は約15年。

そこから計算すると、10000/(365日×15年)=1日あたり約2時間弱。あくまで平均ではありますが、なんともそれっぽい数字です。出来過ぎな感じもしますが、ほぼ当てはまっていといえるでしょう。これは他の人の場合がどうなのかが気になるところです。

また、1000時間を費やせば、他人に認められるレベルに達するともいわれています。例えば1日1時間とすると約3年、たしかに大抵のものは折れるレベルにはなれそうな感じです。

さて、あなたはこれまで折り紙にどのくらいの時間を費やしていますか?


SD暫

IMG_3244原作:言うまでもなく北條高史さんの

2000年に折っているらしい。これまで折ったものの中でも屈指の馬鹿作品(褒め言葉)である。今更ながら北條さんごめんなさい。

紙の1/4にシバラクヘッドを配置、その他の部分で残りのパーツを適当かつそれっぽく折り出している。また実は非対称作品である。
夏のコンベンションの夜に某K氏の自作4コマに登場したぴょんぴょん暫のイラストを見て、有志数名が再現を試みたのがそもそもの切っ掛け。このSD暫自体は少し後で折ったものだと思う。

余談だが、そのコンベンションの夜には再現された「ぴょんぴょん暫」や「アザラシバラク」などの迷作が折られた。
さらに余談だが、その「ぴょんぴょん暫」を折った少年(当時)は後のおりがみ新世代中心メンバーの1人である。

http://newgeneration.mukade.jp/nandemo/log02.html


ブリルさんの富士山

IMG_3235英国を代表する折り紙作家、デビッド・ブリルさんの作品の中に「富士山」というものがあります。
伝承のコップを立体化させたような、ちょっと不思議な作品で、折る比率を変えて積み上げたものを富士山に見立てた作品です。

さて、私がブリルさんと初めて会ったのは、箱根で行われた日本折紙協会のシンポジウムでした。
ビバ!シリーズなどでブリルさんの名前はよく知っていたので、あの人がいる!と感動したものです。
ちなみに、これは私が初めて参加した折り紙の集まりでもあります。
そのシンポジウムで、ブリルさんはご当地作品?の富士山を講習を行いました。当日ブリルさんが教えたのは4段目までだったのですが、当時の神谷少年は同じ要領で5段目、6段目も折ってみました。それを見たブリルさんから褒めてもらえたのは、神谷少年にとっては結構嬉しい事だったのでした。

で、10年ほど時間が経ち、折紙少年は創作を始め、ブリルさんと再会しました。
ちょっとした移動中に話す機会があったので、そういえばと思い、「実は箱根のシンポジウムで……」と話してみたところ、さすがに覚えてはいなかったものの、あの時のクラスにいたのかと喜んでくれました。

というわけで、このブリルさんの富士山は、私にとってはちょっとした「思い出の作品」です。




5+2√2の話

こんぶさんのミクの比率を、楓さんが整理と折り出しをしているのを見ていて思った比の折り出しの話。

さて、この作品を折るためには、一辺を「5+2√2」として比率を折り出す必要があります。
この比率(というか展開図の形)、どこかで見たことがあると思っていたら、思い出しました。T.Fさんのコガネムシと同じ比率です。
http://origamigazousouko.web.fc2.com/koganemusi.html

このコガネムシについては、小松英夫さんが比率の折り出し方を記事にされています。
つまり、この手順でもミクが折れる。
http://d.hatena.ne.jp/origami/20091129/findref

ついでに、小松さんが記事をアップした当時に神谷が考えた他の折り出し案。結構いろいろな方法があります。好きなのを選べ。

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