折り図tips:立体図の重ね表現方法

折り図で、立体的な図を描く方法はいくつもあります。最適な方法はケースバイケースではありますが、私の場合は編集・修正がしやすい、なるべく重なりが実物に近くなる方法を使っています。

こんな感じの立体図の場合を見てみます。とりあえず折り筋などは省略します。

選択状態などにすると、後ろ側のフチがあることがわかります。

少しずらすとこのようになっています。表面のオブジェクトが、実際の形と同じようになっています。最前面のオブジェクトはオープンパスになっています。

この方法の利点は、オブジェクトの重なりが実物に近いため、間に他のオブジェクトや矢印などを挿入することができることです。また、折り筋などのオブジェクトを手前の面で隠すことができます(一つ目の画像の折り筋など)。上記の理由から比較的編集・修正がしやすいので、折り図の途中の立体図等にはこの方法を採用しています。逆に完成図など「編集・修正の必要がない図」であれば、描きやすさや速度などを重視した方法でも問題ないでしょう。

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