5+2√2の話
こんぶさんのミクの比率を、楓さんが整理と折り出しをしているのを見ていて思った比の折り出しの話。
グラフィグマスコット(初音ミク)の展開図、簡易折り工程の写真が出来ましたので上げさせて頂きます 需要あるかなあ pic.twitter.com/CJtR2nWr1k
— こんぶ (@kMompa) 2015, 3月 9
@kMompa 展開図は比率だけ変えて、ネクタイと襟は頭の内部カドを移動させてつくりました。 pic.twitter.com/YhDzF644Ta
— 楓 (@kaede9693) 2015, 3月 12
さて、この作品を折るためには、一辺を「5+2√2」として比率を折り出す必要があります。
この比率(というか展開図の形)、どこかで見たことがあると思っていたら、思い出しました。T.Fさんのコガネムシと同じ比率です。
http://origamigazousouko.web.fc2.com/koganemusi.html
このコガネムシについては、小松英夫さんが比率の折り出し方を記事にされています。
つまり、この手順でもミクが折れる。
http://d.hatena.ne.jp/origami/20091129/findref
ついでに、小松さんが記事をアップした当時に神谷が考えた他の折り出し案。結構いろいろな方法があります。好きなのを選べ。
だまし舟 最適化
3.5+(√3)/2 = 4.36602
まさかの√3登場。
例のだまし船
4.5等分。
両面バージョンの4.25等分は多分無理。
展開図上で、帆の中心側の付け根と底のカドの距離を、完成形状と同じ√2になるように調整すれば、もう少し詰められるはず。
麒麟
2014年3月ごろ創作・制作。
ところで、タケヤ式麒麟を見たら、もう少し作り込みたくなってきた。
コカトリス
2014/02くらいに創作。ベースは当然ニワトリ。
こういうバリエーションは、やればいくらでも出来る気がする。
歯車
6枚組。
七ツ風の島物語
2011/09に折っているらしい。
烏天狗
上下+剣の3枚。コンプレックス系の複合は、もっと研究されてもいい手法だと思う。