創作tips:ヒダの幅を22.5度の構造と合わせる

ヒダを追加する場合、幅をその他の構造と合わせるとよい。

主な利点は、比率がきれいになるのと、ヒダの接続・融合がやりやすくなること。逆にデメリットは比率の折り出しが面倒になるケースもあることだろうか。

下の図は鶴の基本形にヒダを追加した例。分子の高さ(内心円)と同じ幅でヒダを追加している。

カエルの基本形の場合はこんな感じ。

他の構造との接続はたくさんの作品で行なっているが、比較的わかりやすい例として「ウィザード」を挙げる。上記のカエルの基本形の例と同じように周りにヒダを追加しているが、右上の部分で、内部の二等辺三角形と外側のヒダを接続している。

比率の測り方(?)や折り出しについては、折紙探偵団マガジン115号で記事を書いているのでぜひご覧ください。

https://origami.jp/magazine/115/

また、比率の折り出し方は毎回考えるのが大変なので、折り出し検索プログラムを作りました。HTML+javascriptでブラウザ上で動きます。

https://www.folders.jp/reference/reference.html