1万時間の法則

「1万時間の法則」といわれるものがあります。簡単にいえば、トップレベルに達するには1万時間の訓練が必要であるというようなもので、スポーツや芸術などの分野である程度の普遍性がある法則といわれています。

さて、では折り紙についてはどうなのでしょうか? 検証可能な神谷のケースで確認してみます。

とりあえず必要な「トップレベル」の定義なのですが、今回は仮に神谷が創作家としてある程度認められと思われる、バハムートやエンシェントドラゴンを創作した頃としてみます。自分で言うのもなんですが、それなりに妥当なのではないかと思います。

まず公言している通り、折り紙を始めたのは物心つくかつかないかのころ、恐らく2-3歳ごろではないかと思います。そしてエンシェントドラゴン等を創作したのが17歳くらいですので、この期間は約15年。

そこから計算すると、10000/(365日×15年)=1日あたり約2時間弱。あくまで平均ではありますが、なんともそれっぽい数字です。出来過ぎな感じもしますが、ほぼ当てはまっていといえるでしょう。これは他の人の場合がどうなのかが気になるところです。

また、1000時間を費やせば、他人に認められるレベルに達するともいわれています。例えば1日1時間とすると約3年、たしかに大抵のものは折れるレベルにはなれそうな感じです。

さて、あなたはこれまで折り紙にどのくらいの時間を費やしていますか?